バニキチさん、いらっしゃ〜い!
−WE ARE THE BERNESE FREAKS!!−


バーニーズを見たら思わず振り返る・・・。思わず声をかけたくなる・・・。もう止まらない。
そんなことがこの世の中いっぱい。
ばーにー

ここで登場した人、またばーにーに会いにきてくださいね。


ホームセンターの前の毛布もったおばちゃん(’97.02)

いつものように、いつもの道を、いつもの時間に散歩していると・・・。そこはあるホームセンターをちょっと通り過ぎた頃。
「ちょっと、まってェ〜。」とホームセンターの前から何やら聞こえてくる。
(ばーにーはまだ電柱をクンクンしちゃいけないから、気を付けなくっちゃ。)
「ちょっと、まってェ〜。」今度はもっとはっきり聞こえてくる。
振り向くと大きな毛布を持ったおばさんが、こっちへ猛スピードで駆けてくる。
ばーにーのママ 「・・・・・。」
おばさん 「すみませ〜ん。犬見せてください。」
ばーにーのママ 「ばーにーちゃん、こっちおいで。」
おばさん 「かわいいですね。何ヶ月ですか?」
ばーにーのママ 「今、4ヶ月です。まだ、子供なんですよ。」
おばさん 「何ていう種類の犬なんですか?」
ばーにーのママ 「・・・・・。バーニーズマウンテンドッグです。スイスの犬です。」
おばさん 「かわいいですね。何処で飼わはったんですか?」
ばーにーのママ 「ペット屋さんです。」
おばさん 「でも、ペット屋さんやと高いでしょう?」
ばーにーのママ 「はい。」
おばさん 「かわいいねェ。ほしいわぁ。」

こうして、とてもバーニーズに恋してしまったおばさんは大きな毛布をかかえて名残惜しそうに去っていきました。


車を止めたおっちゃん(’97.05)(’97.07)

春うららかな日差しが、夏を知らないバーニーズのばーにーに降り注ぎます。
人間にしてみれば五月の午前中なんて暑いうちに入らない。
ばーにーを連れて近くまでお使いです。
しかし、石のように動かないばーにー。太陽光線にあたると溶けるかのように家から30mもしないところで「いすわり攻撃」。
こころなしか、リードの重力が家の方に傾いているような・・・。
そうして、10分ほどねばられ困っている時一台の赤いステーションワゴンが通り過ぎます。と思いきや止まって、おじさんがおりてきました。
ぐんぐん近づいてきます。
おじさん 「バーニーズですか?めずらしいですね。ちょっと見せてください。」
ばーにーのママ 「全然動かなくて困っているんです。」
おじさん 「家、この辺ですか?」
ばーにーのママ 「すぐそこなんですけど・・・。」
おじさん 「うちもラブラドール飼っているんやけど・・・。」

こうして、すっかりバーニーズに恋したおじさんはまた車に乗って去っていきました。

このおじさんが2ヶ月後7月奥さんを伴って家にやって来た。
ばーにー 「うぉぉ--ぉぉん!!」

ばーにーのおたけびが始まった。

ばーにーのママ 「こらっ!ばーにーっっ!!」

と、出ていくと見たことのあるおじさんが。

おじさん 「ちょっと、犬見せてもらおうと思ってね。」
ばーにーのママ 「はい、どうぞ。」

ばーにーのママの後ろに隠れるばーにー。

ばーにーのママ 「ちょっと恐がりなんですよ。この子。人間が苦手で・・・。犬や猫は好きなんですけど。」
おじさん 「飼いたいなと思っているんやけど・・・。」
ばーにーのママ 「かわいいですよ。家族とかにはすごくなつくし。吠えるのも本当はあんまり吠えない犬みたいです。」
ばーにー 「ばっ・・。ばっ・・。」

声にならない声を出して、人になでささないばーにー。

ばーにーのママ 「そんなん言うたらあかんやろ。ほらっ、いい子にして。」

こうやって愛想のないばーにーとしばし会談が続いたが・・・
その後バーニーズを気に入ってもらえたかは不明である。


宝が池通りの滋賀県の人(’97.07)

いつものように、いつもの道を、いつもの時間に散歩していると、宝が池通りでゆっくりと横付けする車が2台。中からファミリーがぞろぞろ、4人家族。小学生の男の子が2人。
お父さん 「バーニーズですか?」とニコニコしたはる・・・。
ばーにーのママ 「そうです。」とニッコリ。
お父さん 「めずらしいやんね、バーニーズ。うちも飼ってるんですわ。」
ばーにーのママ 「ええっ、そうなんですか?今、いないんですか?」
お父さん 「今は家においてきてるんやけど。この子何ヶ月ですか?」
ばーにーのママ 「10ヶ月です。まだ、子供なんですよ。」
お父さん 「そうやね、幼い顔してるもんな。うちは1年半なるんやけどね。」

何か愛想の悪いばーにー。子供にしかさわらせない。

ばーにーのママ 「何か人間嫌いで、犬や猫とかアヒルは好きなんですけど・・・。」
お父さん 「何か顔同じやし近親感わいてくるなぁ。」

だらだらよだれが出ているばーにー。

ばーにーのママ 「すごく暑がるでしょ。」
お父さん 「うちの子はずっとベランダでプールに浸かってますわ。」

と、とりとめのない会話を数分して一家で「ありがとうございました。」と去って行かれました。


駅の前で会ったおっちゃん(’97.07)

いつものように、いつもの道を、いつもの時間に夕方の散歩していると、国際会館の駅の前。
駅の前は結構通勤ラッシュ。
年輩のおじさんがニコニコして見ている。そして、
年輩のおじさんがニコニコして近づいてくる。
おじさん 「バーニーズやんね。この子。」
ばーにーのママ 「はい。」
おじさん 「うちでもバーニーズ飼っていてね。」
ばーにーのママ 「そうなんですか?会ってみたいですね。」

と満足げにおじさんは足早に帰路についたのでした。
きっと、会社からの帰りなんでしょうね。


バーニーズ「グッド君」登場!!('97.08.30)

いつものように、いつもの道を、いつもの時間に散歩していると・・・
真新しい「国際会館」の駅の近くで、お兄さんが車から、ナンパではありません。
お兄さん 「バーニーズですか?」
ばーにーのママ 「・・・・・・。」
お兄さん 「何ヶ月ですか?」
ばーにーのママ 「11ヶ月です。」

すでにニコニコ顔のお兄さん。素で答えるばーにーのママ。

お兄さん 「バーニーズ、乗っているんですよ今。後ろに。」

「ええっ!!」輝く表情のばーにーのママ。

お兄さん 「今降ろしますね。」
ばーにーのママ 「何ヶ月ですか?」
お兄さん 「今、8ヶ月です。」
ばーにーのママ 「男の子ですか?」
お兄さん 「男の子です。そちらも男の子ですか?」
ばーにーのママ 「いえ、おんなのこです・・・。」

(どこまでも男顔のばーにー・・・くすん。)

お兄さん 「何か顔似てますねェ。」
ばーにーのママ 「名前何て言うんですか?」
お兄さん 「グッドです。」
ばーにーのママ 「グッド君おいで!!」

人なつこいグッド君と、やはり人に触らせないばーにー。

ばーにーのママ 「すみませんねぇ、愛想がないんです。」
お兄さん 「ばーにーちゃんてこの子だったんですね。昨日、ゴールデンを連れた人にばーにーちゃんって声かけられて・・・」
ばーにーのママ 「たぶん、ばーにーのお友達の人だと思います・・・」

(ひょっとして出会えるのを楽しみにここを通ってくれていたのだろうか・・・)
楽しい歓談が10分ぐらい続きこの一時は過ぎていったのでした。

 

  

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’97.09.05